わかってるようでわかってない言葉
こんにちは。テンダ仙台支店のサトウスグルです。
先週はゴールデンウィークということもあってブログはおやすみ。
正直、ブログのネタも尽きてきました。
突然ですが、インターネットが普及してから当たり前に使われるようになった言葉って色々ありますよね。
「ブログ」もその1つ。
SNS、ブラウザ、URL、ウェブサイト、ホームページなど普通に使ってるんじゃないでしょうか。
今書いた「ウェブサイト」と「ホームページ」の違いって説明できますか?
なんとなく同じ意味で使ってないでしょうか。
実は似ているようで微妙に違うところがあるのです。
今回はこの違いについて迫ってみたいと思います。
ウェブサイトとは何か
ウェブサイトは複数のウェブページの集まりのことです。
ウェブページは単一のページのこと。
今開いているこの記事も、一番上から下までをひっくるめて1つのウェブページとなります。
これがどうウェブサイトになるかというと、例えばA社という会社が以下のウェブページを持っていたとします。
・トップのウェブページ
・会社概要のウェブページ
・事業内容のウェブページ
・お問い合わせのウェブページ
これらは個別には「ウェブページ」ですが、それぞれが繋がることで集まりとなり、「A社のウェブサイト」となるんです。
ウェブサイトの単位はさまざまです。
一般的には「http://◯◯◯◯.co.jp」みたいなところへアクセスした中にあるウェブページは、すべて「http://◯◯◯◯.co.jpというウェブサイト」であるといるでしょう。
ホームページは本来誤用
ウェブサイトに対して、ホームページは「ブラウザ(Internet Explorer®など)を開いたときに最初に表示されるページ」の事・・・でした。
ところが日本ではどういった経緯からか「A社のホームページ」のようにウェブサイトと同等の意味で使われるようになっています。
今となってはウェブサイト=ホームページと言っても良いでしょう。
一部のウェブサイト制作ツールに「ホームページ」という単語が使われていたことにも起因するかもしれませんね。
ホームページは色んな意味がある
ウェブサイトと同等の意味で使われてる「ホームページ」ですが、まだまだ意味があります。
Wikipediaによると以下の通り。
- ウェブブラウザの用語で、起動時に表示されるように設定されたウェブページ[1]。
- ウェブブラウザの用語で、ホームボタンを押した際に表示されるように設定されたウェブページ[2]。
- インターネットの用語で、ウェブサイトの表紙にあたるメインページのこと[3][4][5]。
- ウェブページの意[1][3]。ウェブページのアドレスをホームページアドレスということもある。
- ウェブサイトの意[3][4]。企業・団体が運営する公式ウェブサイトを公式ホームページということもある。ホームページ・ビルダーなど、ソフトウェア名としても利用される。
- ウェブサイトの中でも個人が運営するサイトのみを指す場合[6]。ブログを含まず「ホームページやブログ」という使い方もする。
もう、こうなるとよくわからないですね。今回は細かいところには触れないでおくことにします。
とにかくホームページって色んな意味を持っていることだけ覚えておきましょう。
まとめ
ホームページ = ウェブサイトです。
おそらく多く場面では、ホームページをウェブサイトの意味で使っても問題ないでしょう。
ただし、本来は誤用で、さらに「ホームページ」はいろいろな意味があります。
正確に伝えたいのでしたらウェブサイトを使う方が良いのではないでしょうか。
IT用語って面倒くさいですね。
ということで、今回はこれにて終了です。
今後もこういったITにまつわる言葉を紹介できたらと思っています。
ありがとうございました。