目次
もくじ
AWSってなんだろう
テンダ仙台支店のサトウ スグルです。
突然ですが、AWS(Amazon Web Services)をご存じでしょうか。
ネット通販でおなじみのAmazonが自社サイトの運営ノウハウを活用して始めたクラウドコンピューティングサービスの総称です。
なじみの無い方に向けて書くと、ホームページを公開するための場所を貸してくれるサービスなどを提供してくれています。レンタルサーバ、ホスティングサービスなどと呼ばれてるもののAmazon版くらいに思っておいてください。
その信頼性は折り紙付きで、銀行や証券会社、大手ゲーム会社などでの導入実績もあるほどです。
弊社でもシステム構築時にAWSを積極的に活用しております。
ただし、とっても高機能で多機能。それだけに仕組みも複雑。
サービスも複数あり、一朝一夕に使いこなせるものでもありません。
そんなAWS利用者のため、専門の認定試験が用意されています。
難易度や専門分野で分けて11種類が存在(2020年1月時点)。
弊社では積極的に活用しているAWSですが、私個人で言うとデザイン系の職種という事もあり知識不足。
昨年の秋にさかのぼるのですが、11種類の中で最も初心者向けと言われる「クラウドプラクティショナー」にチャレンジをしてみました。その経験を記録に残しておきたいと思います。
難易度はいかほど?
結論!勉強さえすれば、AWS未経験の人でもクラウドプラクティショナーは合格を狙えます!
というほど試験としては難易度は高くない内容です。
(試験時はドキドキでしたが、、、)
学習期間は1ヶ月ほど。
AWSそのものは、もちろんパソコンの画面から色々と操作するものなのですが、クラウドプラクティショナー試験は「AWSとはなんぞや」を知るための試験。
学習コンテンツ内では操作をともなうガイドもあるのですが、今回受けるにあたってはほぼ実画面は触らずに合格できました。
クラウドプラクティショナーを合格すると得られる知識
下記のような知識が問われる試験です。
- オンプレと比較したAWSクラウドの優位性
- AWSの各サービスの概要知識
- 料金体系、サポートプランの比較
合格したからバリバリ使えるようになるものではありませんでしたが、AWSを使う事のメリット、使う際に気を付けるべき点などがわかるようになります。
参考URL:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/
クラウドプラクティショナーはこんな人におすすめ
初級レベルの試験なのでこんな方にお勧めだと思いました。
- AWSを学習・利用してる方が、AWSの上の試験を目指す人の第一歩として
- サービス構築の提案機会がある人
- システム導入に関わる人
試験対策について
私の学習前のレベル
開発会社の在籍経験は10年くらいですが、非開発職でAWSは未経験。
そもそもAWSのアカウントを持ってませんでした。
学習期間
1ヶ月程度(1日平均1時間未満)
学習方法
あまり特別なことはしていません。
販売されてる市販のテキストを中心に学習しました。画面はほとんど触らなかったです。
- 市販テキスト 2周程度
- AWSのサイトで各サービスの説明を見る
- 模擬試験(自宅から受けられます。¥2,000)
※補足
インフラの知識に乏しいので、わからないキーワードは都度Googleで検索しました。
ちなみに、公式サイトで4.5時間ほどの学習動画が無料で見られますが、英語音声で、字幕を目で追うのが面倒で途中で見るのをやめました。
合格を目指すだけなら重要性は高くないと思います。
受験後の感想
無事に合格しました。
基本的に4択なので、各用語の概要を抑えていれば最悪消去法で正解にたどりつけます。
ただ、「実践経験がある人が勉強無しに受けて不合格だった」という話がウェブの情報にあったので油断は禁物です。
難易度は低いと書きましたが、実のところあまり自信はなかったです。
すぐに結果がでるので、合格の文字を見た時はホッとしました。
システム導入に関わる方はチャレンジしても良さそう!
これからの時代、システム導入の際には決まってといいほどクラウドサービスを利用します。
システム導入にかかわるIT担当の方などはチャレンジしても良い試験ではないでしょうか。
GoogleやMicrosoftなどでも同様のサービスが提供されているので、必ずAWSを利用するというわけではありませんが、1サービスだけでも知識を持っておくと色々と視野が広がること間違いなしです。
また、弊社ではこういったインフラ構築に関するご相談も承っております。
自分たちだけではちょっと自信が無い、という企業様は株式会社テンダへご相談ください。